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COLUMN 家づくりコラム

2020.09.28

建築知識:動物に学ぶ“建築くらべる図鑑(高さ編)”

建築知識:動物に学ぶ“建築くらべる図鑑(高さ編)”

覚えておいたらきっと役に立つ!今回は高さ編です🏠

お家づくりに関する“高さ”についてかわいい動物たちで分かりやすくご紹介します🐇

 

   


高さ(mm)


コンセントの設置高さ

コンセントの設置高さは床面からコンセントタップの中央までが200~400㎜程度が基本。

しゃがんで操作するのが困難な高齢者などの使用が想定される場合は、

400~450㎜と高めに設置すると使いやすいです。

使用機器が限定される場合は、抜き差しのしやすさを検討し高さを決めましょう!

 

畳コーナーの床高さ

畳コーナーなどで居室の一部の床を高くする場合、その段差を300㎜以上450㎜以下とされていて

これは車椅子からの移動が容易な高さといわれています。

 

☞押入れ中段の高さ

押入れの中段の高さは、床面から約900㎜が一般的。しかし、布団など大きなものを出し入れする

負担を考慮すると、約600㎜程度に設定するのがよいでしょう。

 

☞使いやすい収納高さの範囲

頻繁に使用する収納廻りの寸法は、身体に負担のない高さに設定することが重要。

無理なく出し入れがしやすい範囲として、身長を1とした場合に0.4~0.85の高さが目安となります。

 

☞階段手摺の高さ

階段の手摺には3つの役割があります。

  1. 昇り降り動作の補助
  2. 踏み外しなどでの転倒事故の防止
  3. 階段側方への墜落の防止

使用者が限定される住宅の場合には、使用者の体格に合った寸法を検討するのがよいでしょう。

 

☞洗面台の高さ

洗面台の場合、床から洗面ボウルの縁までの高さで考えます。

身長の5割前後を目安として750~850㎜が一般的。

ただし近年、洗面台ではつけ置き・洗濯・水くみなど、洗面・手洗い以外の作業を行う場合もある。

その場合はボウルの縁高さと合わせて、床高さや吐水口空間の大きさを検討する必要があります。

☞調理台天板の高さ

キッチンの調理台の天板高さは800、850、900、950㎜がJIS規格として定められています。

長時間使用する場所なので使用者の体格に配慮することが大切です。

 

☞ドアノブの高さ

ドアノブの中心高さは手を前に差し出したときの高さが目安。

以前は900㎜が主流だったが、日本人の平均身長が高くなったことから900~1000㎜程度となっています。

 

今回は住宅に関する“高さ”について書かせて頂きました。

今後も皆さまのお家づくりの参考に少しでもなるような情報をお伝えさせて頂きます♪

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